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「生産性10倍の達成」を目指し、サイバー空間上に建設現場を再現・構築する

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    施工現場の情報をUnityで構築する


    建設現場では、生産性向上のためにBIM/CIMデータを活用することが増えてきました。ところが建築現場で施工管理に使う情報としては、BIM/CIMデータは十分ではなく、資材や重機の配置から作業員の情報まで幅広い追加情報が必要となります。大林組は「生産性10倍を達成するイノベーション」を目指し、施工中の現場をサイバー空間に構築・再現する取り組みを推進。そのツールとして、Unityプラットフォームを活用しています。



     

    現場を再現するには4つの要素を取り込むことが必要


    大林組はモデルケースとして都内の現場を選定。Unityのチームとともに取り組みをスタートしました。現場を再現するには「BIM/CIM設計情報」「環境情報(周辺道路や資材、安全設備など)」「重機情報(クレーンなど)」「作業員情報」の4つの要素を取り込むことが必要です。チームは現場の写真つなぎ合わせるフォトグラメトリを使ったり作業員へのセンサー装着するなどの工夫を重ね、現場の情報をリアルタイムでデジタル上で再現することに成功しました。



     

    BIM/CIMを超えた建設現場の大きなプラットフォーム


    Unityは、BIM/CIMの設計データを、オブジェクトにひも付けられたメタ情報も含めてそのまま取り込むことができます。さらにスマートフォンで撮影した写真や作業員にとりつけた各種センサー、点群データやGoogleマップの地図情報など、多彩なデータを取り込めるため、スムーズにプロジェクトを進めることができました。大林組とUnityによる今回の新たな挑戦により「BIM/CIMを超えた建設現場の大きなプラットフォーム」という可能性を切り開きました。



    株式会社大林組 土木本部本部長室i-Conセンター / 生産技術本部 先端技術企画部 副課長
    湯淺 知英 氏 (写真中央)

    ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
    Project Manager 高橋 忍 (写真右)
    Developer Advocate - AEC 竹内 一生 (写真左)



    オンラインセミナー 「BIMを活用? 現場環境をアプリで再現・管理する取り組みとその効果」



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