Plastic SCM

Plastic SCMで始めるバージョン管理Plastic SCMは、開発者やアーティストがパフォーマンスや分岐・マージ機能に妥協することなく、迅速かつ共同作業を可能にするワークフローを実現します。 |
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分岐とマージに費やす時間を抑制
メソッドのファイル跨ぎ移動にも対応できるマージ、組み込みのセマンティック差分、マージ競合解決ツールにより、手動での競合解決を最小限に抑えることができます。
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分散型と集中型を混在/併用可能
現在多く使われている分散型ワークフローや集中型ワークフローのいいとこ取りをして、Plastic SCMではその両方のワークフローを混在させて運用することができます。
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分岐とマージに費やす時間を抑制
言語にとらわれないリファクタリングロジックが組み込まれた「Xmerge機能」を使うと、複雑な3通りのマージのコンフリクトでも簡単に解決することができます。
例えば、ある開発者がコードの塊を移動し、別の開発者が同じ塊内の内容を変更したとします。

これにより、このようにファイル内でコンフリクトが発生します。

Plastic SCMのマージツールでは、一般的なマージツールと同様に、コンフリクトを一つ一つ手動で解決することができます。
マージツールの拡張機能である Xmergeツールでは、マージしようとしているコードブロックが移動されたことを検出しつつ、競合部分を自動的に解決する機能を提供します。
上図の状態で「Xmerge」ボタンを押すと、自動的に下図のようにコードが移動され、かつ、コード内の変更が適用されます。

また、C#/VB.net、Java、C言語を使用している方には、Plasticの"Semantic Diff"機能により、リファクタリングされたコードを自動的に検出し、解析することができます。Plastic はコードの移動、関数のリネーム、ファイルの分割などを検出し、その結果をわかりやすいビジュアルツールで表示します。メソッド(ファイルではなく)の履歴を見ることもできます。他の言語でも、独自のパーサをプラグインすることも可能です。

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分散型と集中型を併用可能

Plastic SCMを使うと、分散型(チェックインプッシュ型)と集中型(チェックインするだけ)の両方のワークフローを行うことができます。一部のチームメンバーは集中型で作業することができますが、他のチームメンバーは分散型の設定を同時に使用します。
Plastic SCMには、外部リソースとの連携を行うためのオプションがいくつか用意されています。
GitSyncを使うと、Gitリポジトリ内でPlasticクライアントを使うことができます。クライアントは、他のgitクライアントと同様にGitプロトコルを使用して通信します。
チーム内に Perforceを使用するメンバーがいる場合、そのメンバーは P4Syncコマンドを使用してPlastic SCMと同期することができます。
また、「fast-import」フォーマットを使ったバージョン管理システム(Hg、Subversion、CVSなど)のリポジトリ履歴をPlastic SCMに取り込むことも可能です。あるいは、別のバージョン管理システムを使いたいと思った場合には、Plastic SCMをfast-export形式でエクスポートして持ち出すこともできます。
プログラマーとアーティストが一緒に仕事ができる
同じレポでは、プログラマーは、分散ソース管理、コードレビュー、ブランチマージなどの機能を利用することができ、巨大なアートファイルのローカルコピーに悩まされることはありません。アーティストや非技術的なチームメンバーは、最小化されたGUIを使用し、ファイルをロックし、スピードに最適化されたデータ転送で大容量ファイルのチェックインとチェックアウトを行うことができます。
プログラマーはPlastic GUIの堅牢な機能とコマンドライン・インターフェースを利用することができ、アーティストはPlastic GluonというシンプルなGUIを利用することができます。
目玉機能
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パフォーマンス
Plasticはデータベースの代わりにファイルシステム上にブロブデータを保存し、マルチスレッドを使用してネットワークとディスクのIO操作を最大化します。メタデータは圧縮され、バイナリプロトコルで送信されます。つまり、開発チームはレポの更新を待つ時間を大幅に減らすことができます。
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セキュリティ
通信はSSL/TLSも使えます。Active Directory, LDAP連携によるユーザー認証、ブランチ、ラベル、リポジトリ、パス単位でのアクセス管理もできます。暗号化して設定することで、サーバーが危殆化してもデータの安全性を確保することもできます。
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タスクベースで開発できる
Plastic SCMはアジャイル開発のために設計されました。Task-driven developmentを活用し、PlasticのブランチをSCRUMのタスクに結びつけることができます。JIRAやSlackとの連携もできます。
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期待を超える同期ツール
他のリポジトリからの移行は簡単に行えます。同期やマイグレーション時の最大の懸念事項であるコミット/サブミット履歴の引き継ぎにももちろん対応しています。
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DevOps
楽にしてくれる、いくつかの自動化ツールを提供します。 例えば、JIRA チケットのステータスが変更されたことを検知し、関連する Plastic ブランチのコードをマージしてテストするためのmergebotを設定することができます。 テストに失敗した場合は Slack で通知され、マージを中止します。テストが通ればマージを自動的にcheckinします。
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Unity用プラグインあり
Unityユーザーの場合、Unity用のPlasticプラグイン(ベータ版)をアセットストアからダウンロードいただくとUnity Editorから直接Plastic SCMのバージョンコントロールシステム機能 にアクセスいただけます。アセットストアからダウンロードして「pending/incoming changes」タブを追加し、簡単に分岐を表示し、Plastic UI を起動できます。 Unityを利用しているお客様におすすめするプラグインです。
Plastic SCMでは、クラウドホスティングからパフォーマンスやスケーラビリティ、統合、DevOps、セキュリティまで、様々な機能を重視しています。詳しくは機能ページをチェックしてみてください。
よくある質問
- Plastic SCM の価格を教えてください
- Plastic SCM では 1 か月あたり最大 3 ユーザーが 5 GB のクラウドストレージを無料で利用できます。4 名以上のユーザー向けの料金は、クラウドレベルのユーザーあたり $7/月から始まり、エンタープライズレベルではユーザーあたり $23/月になります。詳細情報
- Plastic SCMを無料で利用できますか?
- Free Cloud Editionプランは、3人、5GBまで無料でご利用いただけます。 エンタープライズ版では30日間のトライアルも可能です。営業窓口にお問い合わせください。
- Plastic を使用できるのは Unity だけですか
- いいえ、Plastic をお使いの他のほぼすべてのソフトウェアと組み合わせて、強力なバージョン管理サポートを利用できます。ただし、Unity 向けの Plastic プラグインを使用するとコアエンジン内で Plastic をより直感的に使用できます。
- Plastic SCMを利用するために、Unity Plusや Unity Proの契約は必要ですか?
- いいえ、Unityを使用せずに Plastic SCMをご利用になる方は、もちろん Unity Plusや Unity Proの契約は不要です。
- 違うシステムから移行したいのですが、その方法を教えてください
- git、Perforce、SVNなど複数のシステムからPlasticに移行することが可能です。詳しくは機能ページをご覧ください。
- リポジトリサーバーを社内に配置することは可能ですか?
- はい、Plastic SCMのエンタープライズ版では可能です。詳細情報
- Plastic SCMについて詳しく学べるセミナーはありますか?
- 現在、Unityのmeetupページで無料ハンズオンセミナーを開催しています。お気軽にご参加ください。