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Unity Build Server

ネットワークハードウェアに Unity プロジェクトビルドをオフロード。イテレーションのスピードを上げ、アプリケーションの品質を高め、予定通りのリリースを可能に。
注:Unity ProまたはEnterpriseのお客様のみご利用いただけます。

Unity Build Serverとは

Unity Build Serverは、バッチモードでビルドだけが実行できるように設計し、かつ、フローティングライセンスで運用できるようにしながら、機能を制限した分だけお得にご利用できるサービスです。 CI環境で専用のビルドマシンを複数台運用している方におすすめします。
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簡単なセットアップ

ライセンスサーバー

Unity Build Serverを使用するには、ビルドマシンにフローティングライセンスを発行するサーバーとして動作するWindowsまたはLinuxマシンが必要です。 ライセンスサーバーを立ち上げて実行するには、数分で完了します。Unity Build Serverの使用を開始するには、Unity IDポータルからライセンスサーバーのzipファイルをダウンロードし、ライセンスサーバーのローカルドライブに解凍します。

ライセンスサーバーで「Unity.Licensing.Server setup」コマンドを実行し、プロンプトに従ってサーバーを使用できる状態にします。これにより、ビルドマシンのUnity設定フォルダに配置するjsonファイルと、登録のためにUnity IDポータルにアップロードするxmlファイルが生成されます。

登録のためのxmlファイルを UnityID管理画面からアップロードしたら、Build Serverライセンスサーバーで「Unity.Licensing.Server」コマンドを実行すれば、サーバーが正常に動作するはずです。もちろん、ビルドマシンからライセンスサーバーへのアクセス制御やHTTPS/SSLの設定もできます。

ビルドマシン

ビルドマシンにはUnity Editorのバージョン2019.4.3 LTS以降が必要です。通常のようにバッチビルドを実行するだけです。ビルドマシンは最初にライセンスサーバーにライセンスを要求します。ビルドが終了(またはタイムアウト)すると、ライセンスが返却され、他のマシンで使用できるようになります。 Unity Build Serverは、フローティングライセンスの可用性のステータスを確認できるAPIを提供しています。 詳細な説明はクイックスタートガイドを参照してください。




フレキシブルな実装

Unity Build Serverのライセンスは、CIビルドマシンを意識して設計されています。 ライセンスは特定のマシンに縛られていないので、ビルドマシンを簡単に入れ替えたり、ご契約ライセンス数の範囲内の台数のマシンで同じライセンスを共有することができます。 サイトやクラウドで構築することができます。 Unity Build Serverには、ライセンスの使用状況を追跡するのに役立つ複数のREST APIや、Unity Editorを開かずにライセンスのチェックイン/チェックアウトを確認するのに役立つツールが用意されています。




お得に利用可能

Unity Build Serverのライセンスは1ライセンスあたり、税抜81,600円(税込89,760円)で購入できます。Buildに特化したライセンスなので、安価に利用できます。セットアップによっては、複数のマシンでライセンスを使用すると、さらに節約することも可能です。価格について詳しいことは、営業担当へご確認ください。

Unity Build Serverを30日間無料でお試しいただけるトライアル制度をご用意しています。営業窓口にお問い合わせください。




機能概要

Unity Editorを使用 コマンドラインのみ可能
フローティングBuild Serverライセンスの使用 可能
Build Serverライセンスを動的に共有できるマシンの数 無制限
Unity IDポータルでマシンとライセンスを管理 可能
使い始めるための日本語サポート 可能
クローズドネットワークでの使用 可能
Unity Editorのバージョン v2019.4.3以降



よくある質問

Q ライセンスサーバーとして使用できる WindowsサーバーとLinuxサーバーのシステム要件はありますか?
それぞれ下記のいずれかのサーバーとライセンスが必要です。
  • Windows
    Windows 7 SP1以降, Windows 8, Windows 10 (64ビット版)
  • Linux
    Ubuntu 16.04以降, Red Hat Enterprise Linux 7.x, CentOS 7.x (64ビット版)
Q ビルドマシンのシステム要件はありますか?
以下のOSに対応しています。
  • Windows
    Windows 7 SP1以降, Windows 8, Windows 10 (64ビット版)
  • MacOS
    macOS 10.12以降
  • Linux
    Ubuntu 16.04以降, Red Hat Enterprise Linux 7.x, CentOS 7.x (64ビット版)

必要なスペックはビルド対象や要求によって異なりますので状況に合わせてご設計ください。

Q Unity Pro以外のプランを使っていますが、Unity Build Serverを利用できますか?
いいえ、Unity Plus または Unity Personalのユーザーはご利用いただけません。Unity Proにアップグレードする必要があります。
Q Unity Build Serverをクラウド上で動かすことは可能ですか?
ライセンスサーバーをクラウド上のVMにインストールできますが、マシンの識別子(ホスト名, MACアドレス, CPU数)が変更されると動かなくなる可能性があります。 また、クラウド環境で動作するためにはMACアドレスは固定されている必要があります。