始める前に
Plastic SCM Enterpriseには、Plastic SCMクライアントとサーバーが含まれています。
プラットフォーム
Windows
.NET Framework 4.6
Windows Vista以降
Linux
以下のいずれかのディストリビューション
-Debian 6.0および8.1
-Ubuntu 14.04
-Fedora 17および20
-Red Hat Enterprise 6.x
-CentOS 6.x
-OpenSUSE 12.2、12.3、13.1
Mac
Mac OS Mountain Lion(10.8)以降
ディスクの使用量は、リポジトリのサイズに依存します。RAMとCPUは、サーバーが処理する必要のある同時多発的な負荷に依存します。詳しくはこちらをご覧ください。
このガイドでは、Windows 10とPlastic SCMのGUIでセットアップする方法を説明します。Mac、Linux、Windowsのコマンドラインでの設定についてはこちらを参照してください。
Windowsの場合、Plastic SCMサーバーはWindowsサービスとしてインストールされます。
インストール
- ダウンロードページからエンタープライズ版 (Enterprise Edition) をダウンロードしてください。
- インストーラーを開き、インストールの手順に従って進めてください。
- インストール後、Plastic SCMのクライアントが起動されて、"あなたのライセンスの有効期限が迫っています"というようなメッセージが出ます。メッセージの中にある「Sign up」ボタンをクリックしてください。
- アカウントに接続していない場合は、5日間しか利用できません。
- Unity IDでログインし、アカウントを作成してください。
これで5ユーザー、30日間のトライアルが可能となります。試用期間を5ユーザー以上、または30日以上に延長したい方は営業窓口にお問い合わせください。
管理コンソールにアクセス
管理コンソールは、“Server Admin console”プログラム、またはブラウザのhttp://127.0.0.1:7178ページからアクセスできます。

- パスワードを設定する
初めてコンソールを開く際には、管理者用のパスワードを設定する必要があります。
- 他のPCからアクセスする
管理コンソールのデフォルト設定では、インストールしたコンピュータからしかアクセスできません。しかし、ssl有効のポートを追加することで、他のコンピューターからのアクセスを許可することができます。
以下の手順で他のコンピューターからのアクセスを許可してください。
- pingコマンドなどで、コンピュータにアクセスできることを確認してください。
- ファイアウォールを使用している場合は、ポート7179と8087からのトラフィックを許可してください。
- network.confファイルを開き、以下の内容をコピー&ペーストして保存してください。
- デフォルトでは、C:Program Files\PlasticSCM5\server にあります。
- 注:network.confファイルの保存には管理者権限が必要です。
[
{
"port": 8087
},
{
"security": "ssl",
"port": 8088
}
]
これで、ブラウザで以下のURLを開くと、管理コンソールにアクセスできるようになります。
https://[IP ADDRESS]:7179
注:SSL証明書がまだ有効になっていないため、最初にページを開こうとするとブラウザに警告が表示される場合があります。
ユーザーを追加
- 認証モードを変更する
この例では管理コンソールからユーザーを作成できるよう、"User name and password"(ユーザー名とパスワード)の認証モードを使用します。他の認証モードについてはこちらを参照してください。
- 管理コンソールにログインしてください。
- https://[ipアドレス]:7179
- "Authentication”をクリックし、“Change auth mode"をクリックしてください。
- New modeの下のドロップダウンメニューで、"User and password "を選択し、”Apply”をクリックしてください。
これで、ユーザーを追加することができます。試用期間中は、最大5人のユーザーを持つことができます。
- Userを追加する
- 管理コンソールで“Add user”をクリックしてください。
- ユーザー名とパスワードを入力し、"Add user "をクリックしてください。
これで、新しいユーザーを使ってPlasticクライアントにログインできます。
Plastic SCMクライアントにログイン
この例では、Plastic SCMクライアントを使用しますが、GluonやUnity内部を使用する場合も同様の手順となります。
- Plastic SCMクライアントを実行し、「レポジトリー」画面を開いてください。
- サーバーに[ipアドレス]:8087を入力してください。
- 8087は非sslのポートです。
- ユーザー名とパスワードを入力し、"OK"をクリックしてください。