2022.2.24 最終更新
このドキュメントは初めてUnityをインストールするケースに対応しています。
UnityをインストールするにはUnity Hubを使用します。Unity Hubは、おすすめのデスクトップアプリケーションです。Unityバージョンを簡単に変更したり、プロジェクト作成を一括管理したりできます。
エディターを日本語でダウンロードしたい方も、こちらの記事を参考にしてください。
MacでUnityをインストールしたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
1 Unity Hubのインストール
- ブラウザで下記URLのダウンロードページを開きます。https://unity3d.com/jp/get-unity/update
- 「Unity Hubをダウンロード」をクリックします。
- デバイスに変更を加える確認の画面では「はい」ボタンをクリックします。
- 「Unity Terms of Service」の全文をお読みいただき、同意できる場合は画面右下の「同意する」ボタンをクリックします。
- インストール先のフォルダは特に変更する必要がなければ、画面右下の「インストール」ボタンをクリックするとUnity Hubのインストールが始まります。
- Unity Hubセットアップウィザードは完了しましたの画面が表示されたら、画面中央の「Unity Hubを実行」にチェックを付けて画面右下の「完了」ボタンをクリックしてインストール手順を終了し、Unity Hubを起動します。
2 Unity Hubを起動してUnityをインストールする
- “Windowsセキュリティの重要な警告”が表示された場合には適切な通信許可を与える方法を選択の上、画面右下の「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。
- 「Unityエディターをインストール」画面で「Unityエディターをインストール」をクリックします。
- Unity IDを使って Unityにサインインしておくことをお勧めします。画面左上の人型アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「サインイン」を選択します。
- Unity IDのメールアドレスとパスワードを入力して画面下部にある「サインイン」ボタンをクリックします。 (まだ Unity IDを取得していない場合には「IDを作成」のリンクをクリックして Unity IDを取得してください)

- 続いてライセンスを追加します。
- 画面左上の人型アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「ライセンスを管理」を選択します。
- 「ライセンス」画面から「ライセンスを加える」を選択します。
- 次の画面で、PlusまたはProをご利用の場合は、「シリアル番号による認証」を選択し、「シリアル番号」の欄に、購入したライセンスのシリアル番号を入力します。
- Personalをご利用の場合は、「無料のPersonalライセンスを取得」を選択します。画面右下の「実行」ボタンをクリックします。
- 「Personalのライセンスを取得」では、ご自身もしくは所属企業の合計収入の規模に合う選択肢を選び、画面右下の「同意してPersonalのライセンスを取得」ボタンをクリックします。
- エディターのインストールは画面左側の「インストール」から行えます。
- デフォルトでは推奨リリースが選択されています。
- 複数名で開発している、あるいは特定のバージョンでの動作確認などの目的がある際は、画面右上の「エディターをインストール」をクリック。別のバージョンを選択し、「インストール」をクリックします。
- 「モジュールを加える」画面で、必要なモジュールを選択します。
Visual Studioがインストールされていない場合には、“Microsoft Visual Studio Community 2019” を必ず選択してください。
開発対象のプラットフォームは後から追加することもできますので、最初はインストール時点で必要最低限だけで構いません。
Unityの各種表示を日本語にしたい場合にはリストの下の方にある “Language packs” の中から “日本語” にチェックを付けます。
- 必要な項目にチェックを付け終わったら画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
3 初めて Unityを起動する
- Unity Hubの画面に戻ったら画面右上の「新しいプロジェクト」ボタンをクリックします。
- 「New project」の文字下にある「エディターバージョン」で使用するUnityエディターのバージョンを選択します。選択したUnityエディターのバージョンによって、(後述する)選択できるテンプレートが異なります。
- Unityでは制作・開発する大枠の単位をプロジェクトと呼びます。
- プロジェクト名:制作するコンテンツを一目で分かるような名称を入力
- テンプレート: 使用したいプロジェクトテンプレートを選択。使用したい特定のテンプレートがない場合は、コアの「3D」を選択
- 保存場所: プロジェクトのデータ類を保存する領域を指定
- Organization: 複数の組織に所属している場合は適切な組織を選択
- 必要事項の入力と選択を終えたら画面右下の「プロジェクトを作成」ボタンをクリックします。
- スクリーンショットのようなソフトウェア=Unityが起動したら、コンテンツ制作に取り掛かることができます。
4.Unity Hubについて
以下では、 Unity Hubを構成する4つの画面、各画面で行える基本的な機能についてご紹介します。
プロジェクト
プロジェクト画面では、新しいプロジェクトの作成や既存のプロジェクトの管理を行うことができます。
プロジェクトを開く
Unity Hub から既存のプロジェクトを開く場合、すでに一覧に表示されているプロジェクトの場合は以下の方法で開きます。
- すでに指定したエディターバージョンやターゲットプラットフォームでプロジェクトを開くには、プロジェクトの名前をクリックします。
- 以前指定したのと異なるエディターバージョンやターゲットプラットフォームでプロジェクトを開くには、プロジェクト一覧から「エディターバージョン」のバージョン名をクリックして、「エディタバージョンとプラットフォームを選択」画面でエディターバージョンやターゲットプラットフォームを選択します。
- 作成したバージョンよりも古いバージョンのエディターでプロジェクトを開こうとすると、Unity はプロジェクトをダウングレードするとデータが失われる可能性があることを警告し、選択の確認を求めます。
- プロジェクトに対応するエディターバージョンを見つけられない場合、警告メッセージが表示されます。選択したバージョンのエディターをダウンロードするか、他のバージョンでプロジェクトを開くかを選択できます。
- 別のプラットフォームを選択するには、 「エディターバージョンとプラットフォームを選択」画面でプラットフォームを選択します。選択したいプラットフォームが表示されていない場合は「プラットフォームを加える」をクリックし、追加したいプラットフォームのモジュールをインストールしてください。
Unity Hubのプロジェクト一覧に既存プロジェクトを追加したい場合は、画面右上の「開く」ボタンをクリックします。「開く」ボタン横の矢印をクリックすると、以下のメニューが選択できます。
- 「ディスクのプロジェクト」は、使用しているパソコン上にあるプロジェクトフォルダを選択してUnity Hubに追加します。
- 「リモートプロジェクト」は、バージョン管理システムのUnity CollaborateとPlastic SCM(Cloud Edition)上にあるリポジトリを選択してUnity Hubに追加します。なお、Unity Collaborateをお使いの方はこちらの記事を必ずご覧ください。また、Plastic SCMについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Unity Hubのプロジェクト一覧からプロジェクトを削除したい場合は、削除したいプロジェクトの右側にある三点リーダーをクリックし、「リストからプロジェクトを削除」を選択します。なお、Unity Hub上では一覧からの削除のみで、プロジェクトファイルはパソコン上に残ります。
使い方を学ぶ
使い方を学ぶ画面では、チュートリアルや学習リソース(直接Unityにインポートできるサンプルプロジェクトを含む) を利用できます。
使い方を学ぶの画面には、以下の3つのタブがあります
- 注目コース
- 推奨
- ダウンロード済み
- 注目コース
注目コースタブでは、Unityがお勧めする学習コンテンツを利用できます。
推奨
推奨タブでは、これからUnityを始める人に特にお勧めの学習コンテンツを利用できます。
「注目コース」「推奨」ともに、コンテンツをクリックするとコンテンツ詳細が表示されます。もしデモプロジェクトがある場合は、右下に「プロジェクトをダウンロード」ボタンがあります。ボタン押下後、デモプロジェクトのダウンロードを終えると「開く」ボタンに変わるので、以降は「開く」ボタンを押すとデモプロジェクトがUnityエディターで開くことができます。なお、デモプロジェクトに必要なバージョンのUnityエディターがインストールされていない場合は「開く」ボタンが押せなくなっていますので、必要なバージョンのUnityエディターをインストールしてください。
コンテンツ詳細内の「Unity Learnで見る」をクリックすると、Unity Learnのウェブサイトへアクセスします。
ダウンロード済み
- ダウンロード済みタブでは、ダウンロードしたデモプロジェクトが表示されます。クリックするとデモプロジェクトの詳細を閲覧でき、「開く」ボタンを押すとデモプロジェクトをUnityエディターで開きます。
コミュニティ
コミュニティ画面では、UnityのフォーラムやUnity Blog、無料のデジタルプログラミングシリーズなどにアクセスできます。(一部のコンテンツは英語のみの提供です)
インストール
インストール画面では、複数のバージョンのインストールや管理を行うことができます。
インストール済みの過去バージョンをHubに紐付ける
- 画面右上「リストに追加」をクリックします。エクスプローラーが開くため、過去のバージョンのUnityをインストールしていたディレクトリを探し、 “Unity.exe” を選択します。画面右下の「エディターを選択」ボタンをクリックします。
過去のバージョンの Unityをアンインストールする
- Unity Hubを経由してインストールした古いバージョンのUnityをアンインストールする場合には、Unity Hubからアンインストールすることができます。
- アンインストールしたいバージョンの右にある歯車のアイコンをクリックして「アンインストール」をクリックします。それで完了です。
- Unity Hubをインストールする前からインストールされていた Unityを Unity Hubで紐付けて使用していた場合に、そのUnityをアンインストールする場合には、まず Unity Hubとの紐づけを解きます。
- アンインストールしたいバージョンの右にある歯車のアイコンをクリックして「Hubから削除」をクリックすると、Unity Hubから表示が消えます。あとは、削除したいバージョンのUnityをアンインストールしてください。「Hubから削除」を行う前に、同じく歯車のアイコンをクリックして「エクスプローラーに表示」をクリックすると、削除したいバージョンのUnityがインストールされたディレクトリが開きます。
新しいバージョンのUnityで既存のプロジェクトを開く
- Unity Hubを起動して、開きたいプロジェクト名の下の「エディターバージョン」には、そのプロジェクトが最後に編集されていた Unityのバージョンが表示されています。
- プロジェクト名をそのままクリックすると、そのバージョンの Unityで開きます。 異なる過去のバージョンや最新バージョンで開きたい場合には「バージョン名をクリックし、「エディターバージョンとプラットフォームを選択」から、Unityバージョンを切り替えることができます。