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Timelineのシグナル機能を使えば、インタラクティブなアニメーションが簡単に

  • 開発者向け

<このページで学べる内容>

Timelineからイベントを送信することができる Timeline Signalを使ってシーン内のオブジェクトと連携させると、アニメーションやカットシーンの表現の幅をわずかな手間でぐっと広げることが出来るようになります。 その設定に必要な「シグナルを作る」「作ったシグナルを発信する」「発信したシグナルを受信する」ことで Timelineからシーン内のオブジェクトに作用させる仕組みの基本的な概念と設定方法を身に付けることができます。

アニメーションをさせたりカットシーンを制作する時の定番といえば Timelineですが、この Timelineからイベントを送信してオブジェクトに作用させられるようになっていることをみなさんご存知ですか?

Timelineのシグナル機能を使うとイベントをシーケンス化してシステムを制御できますので、複雑なスクリプトを併用しなくてもインタラクティブなアニメーションを組み上げたり、シーン内のキャラクターとオブジェクトとの関わりや位置移動と連携してインタラクションを発生させるなどを柔軟かつ容易に実現することが出来るようになります。

そこで、無料配布中のサンプルプロジェクトを用いて、Unityエディタ内の各ウィンドウやパラメーターが見えやすいようにズームアップを多用しながら画面操作と丁寧な解説の日本語字幕を添えて、Timelineのシグナル機能の概要の説明と実際の設定手順を解説する動画をご用意しました。

この動画では、まず Unity2019.1で導入された Timelineシグナル機能を構成する以下の 3つの要素について解説します。

・Signal Assets

プロジェクトに保存されるアセットであるシグナルイベントを定義する Signal Assetsが、アセットとして保存することで参照を維持したまま簡単にシグナルの作成、並び替えや名前変更ができたり、複数のユーザーが同時に 1つのシグナルに対して作業できることを解説します。

・Signal Emitter

Timeline上のマーカーである、シグナルアセットのトリガーになる Signal Emitterに「Timeline自体からシグナルを発信」する方法と「Signal Emitterトラックで配置」する方法を解説します。

・Signal Receiver

Timeline上あるいはトラックにある Signal Emitterから発信されるシグナルの受信待ちをして、シグナルを受信したらそれに応じた反応をする仕組みと設定方法を解説します。

サンプルプロジェクトを用いてキャラクターを特定の位置まで移動させる際に、位置に応じてシーン内のオブジェクトの色を変化させたり、ドアの開け閉めをさせる一連の設定方法を例に、Timelineのシグナル機能の使いやすい上に柔軟さも伝わるような、わかりやすい動画になっていますのでぜひご覧ください。

※日本語の字幕が自動的に表示されない場合は、設定メニューでご選択ください。

さらに詳しい Timeline Signalの機能や使いこなし方については、下記URLからダウンロード可能な無料のサンプルプロジェクトをお試しください。

https://oc.unity3d.com/index.php/s/UJeIR8mT4Ve5qel?utm_source=jpprotips

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